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08年07月18日(#013)

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・ 日本の幽霊に足がない理由は?

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 日本の幽霊に足がない理由は?

 

 基本データ

<プレゼンター>
 アントキの猪木

<購入者>
 小川菜摘、千秋、黒谷友香、南明奈

 

 

 

 理由

 日本の幽霊に足がない理由は、日本では人間は死ぬと「神様になる」という考え方があることと関係しています。

 ヨーロッパをはじめとする諸外国では、古代から人間は神様によって創られたものという考えがあるため、人間は死んでも神様にはなれないと考えられています。
 そのため、イスラエル、イギリス、オーストラリア、オランダなどの幽霊は、足もあり、限りなく人間に近い形で表現されています。

 一方、日本では世界とは対照的に、人間は死んだら神様になるという考え方が人々の間にあり、そのため、古代日本の幽霊は雲に乗っている「雲上幽霊」、逆立ちしている「逆立ち幽霊」、足のない「足なし幽霊」など、普段の人間の姿とは異なる様々な姿で表現されていました。

 しかし、江戸時代中期に、当時人気を博した名画家「円山応挙」(まるやまおうきょ 1733年〜1795年)が幽霊を描くときに足のない幽霊を描いたことや、歌舞伎の世界でも幽霊は「足のないもの」として演じられたため、「幽霊は足がない」というイメージが大衆の間に定着していきました。

 そして、その名残で、今でも幽霊には足がないというイメージが定着してしまっています。

 よって、日本の幽霊に足がない理由は、日本では人間は死ぬと「神様になる」という考え方があり、幽霊は普段の人間の姿とは異なる様々な姿で表現されていましたが、江戸時代中期以降、絵や歌舞伎により「幽霊は足がない」というイメージが定着していき、その名残が今でも残っているからです。

 

 

 

 メモ

・ 円山応挙は、それまで日本の絵画界になかった新たな写生の概念を基に絵画を構成する手法を取り入れ「写生派の祖」とも言われています。

・ 円山応挙は、一方で、普通は実在しないと考えられている龍や幽霊などの「写生」を行えないものの絵画も描いており、そのような普通は実在しないと考えられているものについては、心のイメージを写生したと言われています。

 

 

 

 

 


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